ダルバール広場(Durbar Square)
お土産店、高級装飾品店がびっしりと立ち並ぶ参道を抜けると、そこには遠い昔の世界に迷い込んでしまったかのような荘厳な木造寺院郡が君臨しており、その見上げるような光景がまぶたに飛び込んでくる。そこは決して単なる名所・旧跡ではなく、人々が普通に往来し、行商人が店を広げ、リクシャやテンプーが人ごみを掻き分けながら行き交い、そこかしこで人々が暫しの団欒を交わしている。多いとは言えない観光客を目ざとく見つけては何やらあやしげな物を売り付けよとする輩や、小遣いをねだる子供も一緒に雑じってその空間を賑わしていたりもする。およそ3世紀も前に建てられたというその旧王宮前のたたずまいは、今尚人々の生活の一部として活気に溢れ、私はその場所の光景に圧倒されてしまった。






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